みなさん、こんにちは。
株式会社エクセルプラン 代表取締役の荒木秀夫です。
ここ最近、ニュースでは連日ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の事が報道されています。
映像には、
ミサイル攻撃による爆発の瞬間や原型を留めない姿となった建物等が映し出されたり、
ウクライナの一般市民が虐殺されたり避難している様子が伝えられ、
報道に胸が苦しくてたまらない思いをしております。
時を同じくして、
先般ニュースにもなっておりました、 2022年本屋大賞では、
逢坂冬馬氏の『同志少女よ、敵を撃て』が受賞したという事で、
遅ればせながら、本作品を読んでみました。
内容的には、やはりネタバレしますので詳細な紹介は避けておきますが、
第二次世界大戦中の、旧ソビエトとナチスドイツによる戦いが舞台となっており、
今まさに起きている、ロシアの軍事侵攻とあまりにもタイムリーに重なり、
戦争の弊害や悲惨な状況等考えされられる小説です。
【敵とはいったい何者なのか?読者に突き付けられる問いでもある。】
本作品の巻末に、ロシア文学研究者の沼野恭子氏が問うておられます。
この小説を読まれた方の中に、答えを導き出せた方はいらっしゃいますか?
私も、この機会に少し考えてみます。
みなさんも、是非。