みなさん、こんにちは。
エクセルプランの荒木です。
『全国一般風ノ向キハ定リナシ天気ハ変リ易シ但シ雨天勝チ』
1884年(明治17年)6月1日、日本で最初の天気予報です。
日本全国の予報を、上記で表現したものだそうで、
簡単にいうと、
『全国的に、今日の天気は変わりやすいですよ』
という事のようです。
今聞くと、何ともまぁアバウトな予報ですが、
当時としては、画期的な事だったというのが
容易に想像できます。
現代の私たちは、
地域ごとの天気がネットやテレビで簡単に入手出来、
スマホのアプリでは、今自分が居る場所をピンポイントで
気象情報が手に入る状況下にあり、今昔の感にたえません。
話は変わって・・・
全国の気象予報士達が、
「何しとんねん!」
と総ツッコミをいれたであろう、先日の台風6号は、
沖縄・奄美地方を暴風雨に巻き込みながら、
行って来いの2度通過するという複雑な動きをした台風となりました。
また、今年も線状降水帯とよばれる現象が各地で発生しており、
被害の様子がニュースで取り上げられております。
(余談ですが、このあたりの呼び方は私が子供のころからすると
少しずつ変わってきた気がします・・・)
(にわか雨・夕立~集中豪雨~ゲリラ豪雨~記録的短時間大雨)
台風や大雨といった気象による自然災害が、
全国的に頻発しておりますが、
気象予報を基に事前に対策をすれば、
被害を少しでも食い止める事ができるのではないか・・・
私たちに出来る事として、
停電や断水に対する備えや、
空振りとなってもいいから、
自らの命を守る行動をとる事などがあります。
今後の対応策としたいものです。
因みに、日本で初めて天気図が作成されたのは、
冒頭の天気予報の一年前、
1883年(明治16年)2月16日との事で、
冒頭の6月1日は気象記念日だそうです。