みなさん、こんにちは。
エクセルプランの荒木です。
”夏草や 兵どもが 夢の跡”
源義経と家来の武蔵坊弁慶・岩手県平泉の藤原一族の事を、没後500年の時が流れた
1689年に、平泉の高館を訪れた松尾芭蕉が詠んだ有名な句です。
”今は夏草が生い茂るばかりだが、この地にはかつて武士たちが栄誉を求めて戦った跡地である。
今となっては儚くもひと時の夢となってしまった。”
という意味です。
時は現代2024年
フランスのパリでは世界のトップアスリートたちがしのぎを削り戦いを繰り広げておりました。
選手たちは皆、このオリンピックの為に、日々鍛錬と努力を重ね、プレッシャーと葛藤しながら本番を迎えた事等も、競技以外のニュースとして取り上げられておりましたので、皆さんの中にも報道や競技そのものを見聞きされた方もいらっしゃると思います。
私も時間の許す限りTVの前で各競技の熱戦を見つめておりました。
一番印象に残った競技は、男子マラソンです。
私と一緒の熊本出身で、今は福岡の九電工に所属している赤崎選手の力走にクギヅケでした。
途中トップにも立ち、終盤までトップ選手の背中を追いかける粘りに、手に汗握る思いで応援してました。
ちょうど100年前の1924年のオリンピックもパリで行われ、
日本マラソンの父と呼ばれる、同じく熊本出身の金栗四三もマラソンに出場したそうです。
今回のマラソンコースは、オリンピック史上最も過酷といわれるアップダウンが激しいコースにも関わらず、赤崎選手は自己ベストを更新したとの事。
凄い!!!
レース後のインタビューで、「チョー楽しかったっす」と話していて、こっちまでほっこり嬉しくなりました。メダルには届きませんでしたが、立派な6位入賞です。
パリオリンピックは全ての競技を終え、12日閉幕しました。
さて、冒頭の句・・・
”夢の跡”は、
全てが過ぎてしまい今はもう何もない人生の、夢みたいな儚さを詠んだといわれておりますが、
選手たちは、次の目標に向かって歩みをはじめて行く事でしょう。
私もまだまだ頑張りたいと思いました。
因みに、アン・ルイスさんが唄ったWOMANの
『つわものどもが夢のあとだね』を思い浮かべたのは私の他にもいるはずですよね!
では、また。