みなさん、こんにちは。
エクセルプランの荒木です。
11月に入り、朝晩の冷え込みも感じる頃となりましたね。
私というと、この間一気に衣替えを終わらせました。
これから、ひと雨毎に寒さが身に染みる季節へと移り変わっていく事でしょう。
さて、先日ニュースを見ておりましたら、
鹿児島大学の研究グループが、入浴中やその前後に起きた突然死について
警察の協力を得て調査した結果と、
全国初の試みである入浴時警戒情報を発令すると発表されておりました。
同研究グループが2006年から2019年までの14年間に調査した結果によれば、
この突然死は、およそ9割が65歳以上の高齢者で、
死亡した半数が12月から2月の冬場に集中していたことが分かったそうです。
入浴時の突然死=ヒートショック という事ですが、
ヒートショックというと何となくしか分からなかったので、
鹿児島大学のホームページや、その他の記事等で調べてみました。
ヒートショックは、脱衣所と浴室・浴槽内のお湯との温度差によって、
血圧が急激に変化し心筋梗塞等を引き起こす事が原因だとの事で、
高齢者はもとより、高血圧の方等は注意する必要があるようです。
鹿児島大学の研究グループでは、
鹿児島市で入浴時の死亡リスクが高まるのは・・・
◆最高気温が14.5℃未満
◆最低気温が5℃未満
◆1日の気温差が8℃を超えた場合
という統計上の分析を発表しております。
同研究グループは、11月1日より鹿児島県内に限って、
入浴時警戒情報を毎日発令していくそうです。
下記にリンクを貼っておきますので、興味のある方はどうぞ!
https://www3.kufm.kagoshima-u.ac.jp/legalmed/
更に・・・
同研究グループは以下の点を心がけてほしいとしています。
◇脱衣所と浴室の間の温度差をなくす。
◇浴槽に入る前に心臓の遠いところから体にお湯をかける。
◇同居している人に声を掛け合う。
また、今回の鹿児島県内での警戒情報の結果次第では
各県各地域においても独自の入浴時警戒情報を発令することが可能であるとの事で、
全国に広めていければ幸いとの事です。
私も心臓に持病を抱えておりますので、入浴時の突然死は他人ごとではありません。
全国に広まるように、是非期待したいと思います。