みなさん、こんにちは。
株式会社エクセルプラン 代表取締役の荒木秀夫です。
不動産売却のご検討をされている売主様向けに、不動産価格査定について今日はお話したいと思いますが、
多くの不動産業者が不動産査定についての情報発信はされていますので、大まかな事はみなさんご存じの事と思います。
そこで、私独自の目線と切り口でお話したいと思いますので、お付き合いください。
不動産の査定方法には、大別して以下の三種類があります。
・原価法(戸建て住宅の建物に用いる)
・取引事例比較法(マンション・土地に用いる)
・収益還元法(アパートなど収益物件に用いる)
これは多くの方がご存じの事と思いますが、
この方法で算出された査定価格というのは、
【向こう三カ月で売れるであろうと予測出来る価格】(ここが大事なチェックポイント)
という事を理解しておかなければなりません。
査定を行う不動産業者によっては、もっと言えばその担当営業マンによっては、
売却の依頼を受けたいがために、売主様のウケ狙いで相場より高く査定価格を提示し、
1カ月から2カ月の間、ろくな広告活動もせず後々価格を下げる話をしてくる事が往々にしてあると聞きます。
また、半年・一年と売れない状況が続けば、そもそもの査定価格が間違っていたと言わざるを得ませんし、
長くネット上で物件の掲載が続けば『売れ残り感』が出てしまい、買主様からすると何か問題がある物件なのかと
変な憶測を呼んでしまう事にもなりかねません。
では、売主様側からすれば査定依頼の際にどのような対処をすればいいのか?
1.会社の規模や知名度にとらわれず、信頼できる不動産業者や営業担当をご存じ方がいるなばらそこに依頼する。
(知人や・親類からの紹介の場合は下記の2に該当します)
2.知り合いの業者や営業マンがいなくて、初見で査定依頼されるのであれば、複数の業者(3社くらい)に依頼し、
査定金額の差がどれくらいかを見て判断する。
(通常の査定をすれば、どの業者・営業担当が査定しても、金額に大差は出ないものです)
3.ご自身で、ネット上に掲載されている近隣の物件情報を定期的に見て、大まかな相場を把握しておく。
この三つを実践されては如何かと思います。
もう一つ、この不動産査定についてですが、
【査定は出来ても、査定書を作成できない業者がいますのでご注意下さい】(口頭提示だったり、2~3枚のペラペラな査定書だったり)
(ここも大事なチェックポイント)
我々不動産業者は、査定価格を提示する際には根拠を示さなくてはなりません。
その根拠となるものが査定書という事になります。
査定は出来ても、査定書は作成できない業者や営業マンは信頼に値しないと考えていただいて良いと思います。
多くの不動産業者は、しっかりとした査定書を提示されていると思いますが、
そうした業者もいるという事を頭の隅にいれておいてください。
そんな話をする私の査定書をご所望の際には、お気軽にご依頼ください。
誠心誠意対応致します。