みなさん、こんにちは。
エクセルプランの荒木です。
今日は、西日本新聞の記事をご紹介したいと思います。
令和5年11月21日の朝刊社会面に、こんな記事が掲載されておりました。
『自動運転バス 実証実験』
道路状況などを検知するセンサーやカメラを搭載し障害物を自動で回避する小型バスが、
九州大学旧箱崎キャンパス跡地周辺で、公道を使って実証実験を行っているというものです。
実験中は、発車やドアの開閉を担うオペレーターが監視の為同乗しているそうですが、
運転自体は人の手を使わないとの事。
この実験で使っている道路が、私が通勤で使っている道と同じなので、
実際に走っているところを何度も見かけており、
「すごいなぁ~」と感心しておりました。
業界団体では、2030年に3万6000人の運転手が不足するとの試算をしており、
今現在においても、全国的には運転手不足により減便や路線の廃止なども起こっているようです。
自動運転の実用化は、バスの運転手不足という課題の解決策として期待されています。
ところが・・・・・
令和5年11月26日の朝刊社会面に・・・
『自動運転バス 接触事故』
との文字が・・・
JR箱崎駅東口のロータリーにおいて、自動運転のバスが発車直後に
後方から来たタクシーとぶつかったとの事。
幸い、バスやタクシーの乗客乗務員には怪我はなかったとの事で安心する一方、
原因究明のため当分運転実験を見合わせると記事にはありました。
何とも残念な事ではありますが、
成功は失敗の積み重ねのうえに成り立つものと云いますので、
いずれまた近いうちに、実験再開されるだろうと期待しておりましたところ、
本日、筥松界隈にてそのバスが走っている姿を見かけました。
実験再開かどうか調べてみたのですが、ちょっと分かりませんでした。
しかし・・・
運転手不足・運転手減少の問題のみならず、
免許を返納した高齢者の移動手段確保の問題もありますので、
新しい選択肢として期待するところです。
ちなみに、この小型バス
8人乗りでエストニアの企業が開発したものだそうで、
当然ハンドルはないそうです。
また、実験中は乗車も可能とのことでしたので、
実験再開の折には、みなさんも乗ってみては如何でしょうか?
私も、機会をうかがってみます。
ではまた。