みなさん、こんにちは。
エクセルプランの荒木です。
それにしても、毎日暑いですね!
みなさん、体調崩しておられませんか?
熱中症になっておられませんか?
どうか、どうか、どうか、ご自愛ください。
8月も終盤になりましたので、8月に思う事2024バージョンという事で、
今年も少し書いてみたいと思います。
今回は、私の宝物である、二冊の本をご紹介したいと思います。
まずは・・・
著者:婦人投稿者
出版:西日本新聞社
西日本新聞を購読されていらっしゃる方はご存じと思いますが、
西日本新聞の朝夕刊に、女性のみの投稿欄『紅皿』で戦後9年経過後から掲載された、
戦中戦後を生き抜いた女性たちの真の姿が描かれております。
【空襲】【赤紙】【戦死】
という言葉が物語るように、
まさに、すぐそばに戦争があったんだという事が分かる記述があり、
困難な日常に立ち向かい、戦った女性たちの生の声が聞こえてきます。
この本は、戦争を知らない女性たちに読んでもらいたい一冊です。
次はこちら・・・
著者:浅田 次郎
出版:集英社
私の好きな作家である浅田次郎氏の短編小説集です。
戦争によって翻弄された男たちの姿が、6篇の作品で描かれております。
せつなくも、温かい人間の感情が随所にちりばめられていて、
戦争によって人生を変えられてしまった登場人物たちの姿を通して、
生きる事!そのものを考えさせられる作品です。
この本は、生き方に疲れた男性に読んでもらいたい一冊です。
『戦争とおはぎとグリンピース』
は女性目線のノンフィクション作品。
『帰郷』
は男性目線のフィクション作品となっております。
どちらも、短編集ですので読みやすいですし、何より目頭が熱くなる事まちがいなしです。
毎年8月は、ちょっとだけでも戦争について考えてみても良いのではと思っておりますので、
今後も、続けてみたいと思います。
では、また。