みなさん、こんにちは。
株式会社エクセルプラン 代表取締役の荒木秀夫です。
生前整理や遺品整理をやるうえで、まず悩まれるのが『どのように進めていけば良いのだろうか?』という事ではないでしょうか?
遺品整理士の資格を持つ私からお話しさせていただきますので、是非ご参考にしてみてください。
また、ここでは遺品整理を基に話をしますが、生前整理にもつながりますので、併せてご参考にしてください。
手順は概ね4つのカテゴリーに分けられます。
では、早速!
①まずは、スケジュールを決めましょう!(いつまでに終らせる)
なんだ、そんな事!と思われるかもしれませんが、このスケジュール決めが遺品整理における最大のポイントといっても過言ではありません。
スケジュールを決めないまま作業を始めるとズルズルと日にちばかりが経過し、
整理がいつまでたっても終わらない事になってしまいます。
(平気で1年2年経過してしまうこともよく聞く話です。)
始めたらスケジュールに沿って進めていくことをおすすめします。
②次は区分け作業を行いましょう!
遺品とは故人が残した全てのもの(家財から小物まで)が対象となります。
基本的にはすぐに全てを廃棄することはせず、先ずはご遺族の方々が一つ一つ確認をし、
残すものや形見分けするものと廃棄するものの区別をしていくことをおすすめします。
残すものの代表例として、【思い出の品・貴重品・重要書類】が挙げられますが、
その他はご遺族の判断となります。
③不用品として廃棄処分しましょう!
廃棄する品々に様々な思い入れがあるかもしれませんが、
決断をしていかないとなかなか進まない事になります。
ただ、リサイクル可能なもの(買取できるもの)はリサイクルショップや古物商業者へ引き取ってもらいましょう。
少しでも費用の足しになりますし、場合によっては高額買取になる場合もあります。
④最後に、残った遺品の分配(形見分け)を行いましょう!
価値の有無にかかわらず、故人の想いがあるものはご遺族にとっても大切なものとなります。
これが、大まかな手順です。
(①②③④のカテゴリー別に、細かな内容や情報もありますが、
また別の機会に一つ一つお話しさせていただきます。)
ここまで、手順をお話ししましたが、
ご遺族が遠方だったり女性だったりされるケースでは、物理的に難しく大きな家具などを移動させるだけでも大変です。
また、精神的・肉体的な負担が大きく、想像以上に時間がかかる場合がありますし、大切な遺品を誤って処分してしまう事がないよう、
作業の効率化とトラブルを避けるために、私共遺品整理士へ依頼をされる事が必要な事でもあるとお考えいただければと思います。